〜学科試験後からでも合格レベルに到達する現実的戦略〜
はじめに
2級建築士の製図試験は、
学科試験から約2ヶ月と少ししかありません。
「時間が足りない」と感じるのは当然です。
ですが、実際に合格している人たちは
この短い期間で“やるべきことを絞って”仕上げています。
製図は量ではなく、順番です。
製図70日間の全体像
まずは全体を把握してください。
| 期間 | 日数 | 目的 |
|---|---|---|
| 第1期 | 1〜14日 | 製図の全体理解 |
| 第2期 | 15〜45日 | 型の確立 |
| 第3期 | 46〜70日 | 本試験仕上げ |
この順番を間違えると、
どれだけ時間をかけても安定しません。
【第1期】1〜14日|製図を「理解」する期間
目的
👉 製図試験の正体を知ること
この時期は、
まだ“描ける必要はありません”。
やること
- 製図試験の評価ポイントを理解
- 課題文の読み方を身につける
- 要求室・条件の拾い方を練習
- エスキスの流れを理解
線は引かなくてOKです。
やってはいけないこと
- いきなり5時間製図
- 完成度を求める
- 図面の上手さを気にする
ここで焦ると、後半が必ず崩れます。
【第2期】15〜45日|「型」を固める最重要期間
ここが合否を決めるゾーンです。
この期間のテーマ
毎回、同じ順番で考え同じ順番で描ける状態を作る
やること
- エスキス手順の固定
- 作図順の固定
- チェックリスト作成
- 条件整理の型を作る
迷わないための準備期間です。
枚数の目安
- 週2〜3課題で十分
- 枚数より「再現性」
多く描くより同じミスをしないことが重要です。
【第3期】46〜70日|本試験仕様に仕上げる
ここからは実戦です。
目標
- 5時間で描き切れる
- 大きな法規ミスをしない
- 合格点(70点)を安定して取る
完璧は不要です。
やること
- 時間測定練習
- 本番と同じ流れで作図
- 最終チェック訓練
「完成させる練習」をします。
製図70日間で絶対に守る3原則
① 毎回同じ手順で進める
② 毎回同じチェックリストを使う
③ 毎回同じ判断基準で決める
製図は“再現性の試験”です。
学科勉強とのつながり
製図は、学科で覚えた知識を
そのまま使う試験ではありません。
しかし──
学科理解 → 判断 → 作図
この流れが、製図合格の正体です。
独学者がやってはいけないこと
- 他人の図面を見すぎる
- SNS情報に振り回される
70日しかないからこそ、
情報は“減らす”勇気が必要です。
最後に
製図の期間は短い。
でも短いからこそ、
やることを絞れば十分に間に合います。
この70日を、
“焦る時間”ではなく
“積み上げる時間”にしてください。
実際に私も、この限られた期間で製図合格まで辿り着きました。
あなたが製図試験に合格できることを心より願っています。



